考え方 / 現場で出合って、覚えておきたい言葉
メタな視点(メタなしてん)
出合った日: 2026年10月24日(『魔法の世紀』を読み返して)
読み: メタなしてん自分が置かれている状況や思考を、一段高いところから客観的に見下ろし、俯瞰する視点。
解説
落合陽一さんは、『魔法の世紀』のまえがきでこの言葉を使った。落合さんは研究者であり、メディアアーティストでもある。2つの顔を持つ中で、自分という人間を語る軸がどこにあるのかを、人に説明する言葉が見つからずに悩んでいた。この悩みを解くには、技術と芸術の両方、つまり、ラテン語の「Ars」が今の時代にとる姿を言い表す、メタな視点が要るのではないか。落合さんはそう考えるようになった。本の文脈でのメタな視点は、アートと技術を1つに包んで見る視点である。
この用語集では、もっと広い意味で使う。自分が置かれている状況や、自分の思考そのものを、一段高いところから客観的に俯瞰する見方である。本では技術と芸術の2つを包む視点として語られるが、同じ見方は、自分の立ち位置や考え方を見直す場面にも当てられる。
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出典
- 落合陽一:『魔法の世紀』(PLANETS, 2015)まえがき