何を得るために読んだか?読んだ目的
AI・経済・民主主義の行方を各分野の第一人者5人がどう見ているかを知り、これからの時代を見通す材料を得るため。
読んでどう感じたか?読了後に一言
同じ未来を語っても、5人の見立てがここまで割れるのが面白い。
実際に得たものは何か?刺さったポイント
- ノーム・チョムスキー氏: 人は他の生き物のことは理性的に考えるのに、自分たちのこととなると急に非理性的になる
- チョムスキー氏: 人類が地球を滅ぼす力を持ったのは、自然選択ではなく人類の選択の結果
- チョムスキー氏: メディアでも教育でも、人類の未来を真剣に考える人が地道に努力を重ねるしかない
- レイ・カーツワイル氏: 失敗とは、延期された成功のこと
- カーツワイル氏: 木の葉の枚数に気を取られず、状況を分析して重要なことだけに集中する。それが知能のエッセンス
- カーツワイル氏: ゴールに届かなくても、ゴールに向かう道すがらで学んだことは確実に身につく
- マーティン・ウルフ氏: すべての経済モデルは欠陥商品。複雑な系には謙虚にのぞむ
- ウルフ氏: 多くの人にとって人生の意味は、他の人たちとの関係にある
- ウルフ氏: 理性的であるべきだが、理想主義的であってはならない
- ビャルケ・インゲルス氏: 行動の変化は知識に根差す。知らなければ動きようがない
- インゲルス氏: 対立する要求にもすべて「イエス」と応えようとすると、難しい問題ほど予想を超えた解決策が生まれる
- インゲルス氏: 「このプロジェクトの目的は何か」を、チーム全員に繰り返し問い続ける
- フリーマン・ダイソン氏: 人は事実を確かめるより、物語を信じる。それが人間の本質
- ダイソン氏: 本当に重要な発見は、驚きとともに新たな疑問を次々と生む
- ダイソン氏: すべてを学んでから始めず、実際の問題に挑む。そうすれば、学ぶべきことはそれほど多くないと気づく
目的を満たしたか?読んだ結果
AIの行方は、人とAIが融合すると見るカーツワイル氏と、それをファンタジーと退けるチョムスキー氏とで正反対に割れ、経済でもウルフ氏は「すべてのモデルは欠陥商品」と言い切った。これからの時代を見通す材料としては、わかりやすい物語ほど疑い、証拠を積み上げて考えるという、5人に共通する姿勢を得た。
今日から何をするか?読了後の第一歩
- 新しい案件の最初の打ち合わせで「この仕事の目的は何か」を1行で書き、毎週の定例の冒頭で読み返す