AI-DLC(エーアイディーエルシー)
出合った日: 2026年10月22日(AI ドリブンな開発を進めるうえでの課題をビジネスパートナーと議論する中で出てきた)
AI-Driven Development Life Cycle 読み: エーアイディーエルシーAIが開発の作業計画を立てて進め、大事な判断は人に任せる、AWSが示したソフトウェア開発の進め方。
解説
AI-DLCは、AI-Driven Development Life Cycleの略である。AWSのRaja SPが、2025年7月31日のブログで紹介した。開発はInception、Construction、Operationsの3段階で進む。Inceptionでは、AIが事業の狙いを要件・ストーリー・作業の単位に分ける。チーム全員がAIの問いと案をその場で確かめる場を、Mob Elaborationと呼ぶ。Constructionでは、AIが論理的な設計、ドメインモデル、コード、テストを提案する。チームが技術の判断にその場で答える場を、Mob Constructionと呼ぶ。Operationsでは、AIがインフラのコード管理とデプロイを受け持ち、チームが見守る。
呼び名も変わる。従来の「エピック」はUnit of Workに、「スプリント」はBoltに置き換わる。Boltは、時間や日の単位で測る短く密度の高い作業の周期である。
AWSは、AI-DLCの手順をGitHubのawslabs/aidlc-workflowsで公開している。AIでコードを書く道具に組み込んで使う形で、Claude CodeやGitHub Copilotなど7つの道具で動く。2026年10月20日の版は2.11.1である。
2.0の仕様書によると、1.0は開発を、人が途中で確かめる段の連なりとして進めた。2.0は進め方の考えを残し、手順の仕組みを作り直した。機械で確かめられる範囲を広げ、人が手を入れる場面を少しずつ減らしていく。作業の部品にはSkillを使う。また、2.0.0(2026年6月18日)では、指定した段のあとにAIの点検役が品質を見る仕組みが加わった。最後の承認は人が持つ。
関連する言葉
(今のところ無し)
出典
- https://aws.amazon.com/jp/blogs/devops/ai-driven-development-life-cycle/ (AWS DevOps Blog「AI-Driven Development Life Cycle: Reimagining Software Engineering」)
- https://github.com/awslabs/aidlc-workflows (awslabs/aidlc-workflows README)
- https://github.com/awslabs/aidlc-workflows/blob/main/CHANGELOG.md (awslabs/aidlc-workflows CHANGELOG)
- https://github.com/awslabs/aidlc-workflows/blob/main/assets/AI-DLC-Workflows-2.0-Specification.pdf (AI-DLC Workflows 2.0 Specification)